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2008年11月22日土曜日

元厚生事務次官連続殺傷事件について

 今日は昼から上海人と東京を歩きまくって、帰ったら今度は映画の「レッドクリフ」を見てきて今家に戻ってきました。戻ってくるなりテレビで今日の安馬の対戦を見ようと思っていたら、かねてより世間を騒がせてきた元厚生事務次官連続殺傷事件の犯人が自ら出頭してきたというニュースが、NHKにて特番で報じられていました。

 ちょっと疲労気味で明日から遠征を行う予定もあるのでちゃちゃっとまとめますが、本来、この事件についてあれこれ議論はまだ行うべきではない時期には来ていないでしょう。一体どういう目的で、何のために元厚生事務次官とその家族を殺傷したのか、そしてどういった人間が起こしたのかということについては、これからの犯人の供述を受けてからその是非を問うべきでしょう。そういう意味で桝添厚生大臣がこの事件について、もし厚生省の幹部を狙った連続テロ事件であるならば許せないといった仮定をしての発言は適切だったといえるでしょう。

 ちょこっとネットの掲示板を見てこの突然の出頭について、替え玉説やスケープゴートが出てきたと訝しがる意見がありましたが、これについてはちょっと私はどんなものかとおもいます。というのも、その出頭してきた人物は確実に存在するのだから、今後その人物が本当の犯人かどうかは警察の捜査を経ればわかることですし、何より今回の事件では二件目で襲われた元事務次官の細君が大怪我を負ったものの犯人の顔を見て生きておられるので、まず確実に実行犯かどうかを判別することが出来るでしょう。時間を待つべき事柄に対して、あれこれ詮索するというのは野暮ですし、また大して根拠のない意見はデマとして広まる恐れがあるので、思うだけならともかく発言すらも行うべきではないでしょう。特に、今回のような憶測の飛びやすい事件の場合は。

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