2008年11月6日木曜日

技術者不足を解消するには

 なんかこのところ、ブログを書き始めると毎日のように激しい疲労を憶えます。一番の原因は本店のブロガーの方で未だにリンクが貼れない事にイライラするからだと思いますが、それを推しても異様な疲労感です。なんかほかにあるのかな。

 それで本題に移りますが、既にもう何年も前から、日本では若者の理系離れが問題視されています。近年は以前と比べて理系の学部、学科に進学する学生数が減る一方で、さらに団塊の世代の大量退職を迎えてこれまで世界に高く評価されてきた日本の技術の継承が行われずに失われてしまうと懸念されています。
 そのため政府としてもなんとしても現役高校生の理系離れを食い止めるためにいろんなイベントを催したり、税金の無駄遣いと言われながらも東京都内に三つも科学博物館を作るなどしてこの流れに歯止めをかけようとしていますが、効果は一向に現れずに現在に至っても理系への進学者は減る一方で、また現役世代への技術の継承もうまくいっていないとも伝えられています。

 まず政府の対応ですが、こういうのもなんですが真面目にやっているのか非常に疑わしいです。現在においても文系卒者と理系卒者で生涯年収には大きな開きがあるといわれ、また俗に言われるポストドクター職の人間が有り余りすぎて問題になるほど人材をうまく社会に転用できていないなど、システム上の問題を解決しないで現役世代に理系に進むようにといってもそうはうまくはいかないに決まってます。

 ちょっと本気で疲労感がやばいのでもう結論出しちゃいますが、私はこの際現役の高校生に理系教育を施すより、既に現役世代として社会人をやっている、文系の既卒者に対して高等教育を再び施すべきだと考えています。こう言うのも実はゆとり教育が背景にあり、以前に私塾経営者の方に聞いたのですが、以前の高校生と比べて近年の高校生は驚くほど数学の能力はもとより、計算能力でも劣っているという話を聞いており、基礎学力の観点からも現在の高校生、しかもあまり理系学部に興味を持たなくなった世代に理系高等教育を施したところで、果たしてうまく技術の継承が行えるのかという疑問があります。
 それならば年齢的にも老、壮年層に当たる世代に近い上に詰め込み型教育を受けてきた世代の文系既卒者の中から技術系職転向を目指す者を集め、また一から鍛えなおした方が技術継承を行う上では適当だと考えています。

 そういう意味で、まだ割と新しいにもかかわらずすっかり社会に定着した法科大学院ことロウスクールなどよりも、文型既卒者でも気軽に入れて徹底的に鍛えなおす理科大学院のような教育施設を設置することの方が社会的価値は高い気がします。そしたら名前は理科=サイエンスだから「サイスクール」とでも言うのかな、それとも技術=テクニックで、「テックスクール」かな。こっちだとなんか情報系の専門学校にしか聞こえないけど。

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