ページ

2019年1月12日土曜日

ビビットきた不動明王


 結論から言うと、今めちゃくちゃ上の写真の不動明王像が欲しいです。

 そもそもこの写真は何かというと、上海高島屋にある日本製品コーナーの一角なのですが、この前そこに訪れたところ割とちっちゃくお手頃サイズな不動明王像が売られていたわけです。しかも色付き。
 感覚的には全信金色は百式、橙っぽい色はゲルググ、青は戦慄のブルーって感じがしたのですが、この中でも特に青の不動明王が独特なオーラを放っているようで、そんな仏心はないにもかかわらず無性にほしくなりました。

 値段は青だと2700元(ほかは2600元)で、日本円に換算すると43000円となります。結構値段はるけど、一生で何度も買うもんじゃないしPS4を買うようなものだと思って、頑張ってる自分へのご褒美甘味的に買ってしまおうかと非常に悩みました。そこでふと、「日本で買ったらもっと安いんじゃね?」という考えがよぎりました。

仏像 青不動明王 15.5cm (彩色仕上げ)(Amazon)

 そしたら案の定安かったです。日本で買うと約13000円という計算になり、上海高島屋には悪いですがもし買うとしたら多分こっちになるでしょう。そのかわり今度何か漆器でも買ってあげよう。

 それにしてもこれだけ物欲が刺激されたのは久方ぶりです。そんなに仏具関連の収集癖はないのですがこちらの不動明王像は色付きで尚且つ場所を取らないサイズがなんか妙にはまり、家のどんな所に置くと見栄えがいいのかなどといろいろ想像がめぐらされます。
 また、観音像とかではなく不動明王像というのも一興で、以前にもこのブログで書いたようにその日本での圧倒的な知名度や信仰に対し、同じ仏教圏の中国ではほとんど見られないというか存在自体ほとんど知られていないという独特の位置づけが前から気になっています。さらに言えば、「和を以て貴しとなす」日本人にしては珍しいというか、柔和性やフレンドリーさが少なく頑健といかつさに溢れた姿であるにもかかわらず、どうしてこれほど日本人に親しまれるのかという点も見逃せません。

 そういうわけで次回の帰国時に買うかどうか、買ったらまたこのブログでアップすると思います。

0 件のコメント: