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2019年1月9日水曜日

雨多過ぎ(´Д`)

 日本は何でも関東地方で空気の乾燥が激しく問題となっているそうですが、こちら上海はそんなのどこ吹く風か、このところ室内の湿度が常に70%前後というほど潤いに溢れた空気、っていうか異常なくらい雨ばっか降っています。

 何気に上海で冬越すのも多分7回を数えますが、これほど雨の多い冬は日本にいた頃を含めても初めてです。体感で言って去年の梅雨シーズンよりも雨の頻度が多いように思え、実際に昨日は曇っただけで降らなかったものの、昨日以外は今日を含めてほぼ毎日降りっぱなしで移動に鬱陶しいです。
 私自身はピーカンな晴れよりも曇ったり、雨降ったりしている方が風情的に好きなのですが、今冬に限ってはあまりにも雨降る回数が多すぎるせいかマジいい加減にしろよと無駄にイライラするくらいになっています。

2019年至今上海不少地区无有效日照 历史同期极为罕见(中国天气网上海站)

 上の中国語の記事によるとやはり上海エリアはこのところ異常なくらいに雨が多く、「2019年になって一度もまともな日差しが出ていない」と書かれてあり、言われてみると確かに今年まだ一度も太陽を見ていないような気がします。少なくとも熱い日差しは絶対に浴びていません。
 今の状況は歴史的にもレアな状況だそうですが、今後も曇天が主になるという観測が書かれてあります。

雨天史上最多,日照史上第二少 这个冬天缘何阴雨绵绵?(金華日報)

 また上の記事によると、上海に接する浙江省でも基本同じような状況らしく、先月12月の日照時間は史上ワースト2位の43.6時間(過去の平均は135.7時間)とのことです。なおワースト1位は1994年の39.2時間だそうです。
 雨量も平年と比べ80%ほど多いものの、この雨自体は南方の暖気が今冬はやけに活発であることによるものから、気温はむしろ平年よりやや高い水準だそうで、上海にいる自分の体感とも一致します。上記の統計などからも、今冬はやけに雨が多いという自分の実感は間違っていない模様です。

 それにしてもなんでこんなに雨が多いのやら。上海の冬は東京と比べるといつも湿気が高くリップクリームとかもほとんど不要ですが、今年に限っては高すぎるとしか言いようがなく、ドライな空気カモンと声を大にして言いたいです。

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