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2016年8月28日日曜日
演技が上手いと思う声優
上海ではジャガーの車を見かけることも珍しくありませんが上の写真のようなジャガー車のボンネットにあるマスコットを見る度に、「これ、鹿に変えられないかな」と妙な想像を膨らませています。イメージとしては「鹿飛び出し注意」の看板みたいな躍動感でくっ付けられたらものすごくベターで、この際だからジャガーもとっととディア―にブランド変えろよなどと思っています。
・野沢雅子 「今の若手声優は個性が薄い。原因は声優学校の存在」(痛いニュース)
書く話題がないわけじゃないですがなんかおちゃらけたこと書きたいので上の記事について書きます。内容は見てもらえばわかりますがドラゴンボールの悟空役でおなじみの声優の野沢雅子氏が最近の声優について、「演技は小奇麗だけれど個性がない」というコメントを発され、まさにその通りだなと私も感じました。このような傾向について野沢氏は、最近の声優は声優学校で訓練を受けるから画一的になっており自分の個性を引き出したり育てようとしなくなったからだと指摘し、自身もかつては声優学校の教壇に立ったもののこうした弊害から今はやっていないことを明かしています。
この辺は実際の舞台上の演技でもそうですが、個性が強いとそれだけ印象に残るものの演技の幅は狭められ、逆に個性がなければカメレオン俳優としてなんでも演じられる傾向があります。ただ今の声優は個性がなく尚且つ演技出来る幅も狭い、具体的に言うと男性は少年、女性は少女しかできずおっさんおばさん宇宙人となると途端にぼろが出たり、あと単純に演技力が要求される場面でも実力者との間では大きな差が出てしまいます。
個人的に私が声の演技で実力が問われる場面としては絶叫する場面がそれに当たると考えています。絶叫するとなると通常は滑舌が悪くなり聞き取り辛くなりますが、滑舌を維持した上で熱を込められる、なおかつ怒りとか悲しみなどの感情を乗せられればまず見事なものでしょう。
その点で見て今の現役声優で最も高く評価しているのは小清水亜美氏で、「キルラキル」というアニメで主演張ってましたがこのアニメで彼女の演じる役はほぼずっと絶叫しっぱなしでありながらどれも聞き取りやすく、本編ストーリーの熱さと展開の早さと相まって「こんな器用な奴おったん?」と、前からも評価してましたがこのアニメで一気に私の中で株が上がりました。
なお同じ作品には敵役として朴璐美氏も出演しており、この人も少年役から少女役、悪役、何でもかんでもこなす人なだけに、小清水氏のキャラと絶叫し合う場面は正直神がかっていました。一方、サブ主人公を演じた柚木涼香氏は演技が下手ではないものの、先の両社と比べると明らかに演技力で大きく劣り、絶叫場面に至っては三人の中で明らかに一人だけ浮いてて公開処刑のようでした。
その小清水亜美氏ですが、先日私が遊んでいた「ダンガンロンパ2」というゲームにも出演しており、この中ではやけにハイテンションな女子高生役を演じててどのセリフも声がすっとんきょんな所から出ているためほかのキャラはほとんど聞き流してたのに小清水氏のキャラだけは全部じっくり聞き、「佐藤さんって、あのゴハン大好きな佐藤さんっすか!?」等のセリフも暗記してしまいました。元々役者志望な人なだけあってほんと演技は上手ですが、どっちかっていうとトチ狂った人の演技が必見です。
その私が遊んだ「ダンガンロンパ」ですがそこそこ面白くて1もプレイ済みですが、この1では沢城みゆき氏が出演しており、かねてからその演技力は評価されているとは聞いてはいたものの実際にじっくり聞いてみてやっぱすごい人だと思いました。この人の何がすごいかって演技の幅が果てしなく広く、老婆から少年少女、殺人鬼からヒーローまで何でもかんでもほんとにこなし、しかもそのどれもで感情が入った熱の入った演技を決めてしまう点です。実際に「ダンガンロンパ」では実質的な一人二役をこなしており、片方の訳は上木の小清水氏のキャラ同様常にハイテンションで、一方的に入れ込んでいる男性キャラが、「たまたまそうなっただと?」というや「たまたま?」と妙な発音で食い下がった所はすげぇっと思わされました。
どうでもいいけど最近この沢城氏もでている「ユグドラユニオン」ってゲームにはまってます。
男性声優ではそんなに聞き比べてないので今の所これと言って評価している若手の人はいませんが、往年の声優で言えばはやり、ルパン3世の役を演じていた故山田康夫と、笑ウせぇるすまんの喪黒福造を演じていた故大平透の二人を、「声優がキャラクターを作った」代表格として評価しています。実際この二人はそれぞれが演じた役を自らの声で形作っているところがあり、その演技力を含め個性の強さは桁違いだったと今でも高く評価しています。
どうでもいいですが中国に喪黒福造が現れたら、心の隙間が多いからあちこちで「ドーン!」って声が聞こえてきそう。
現役ではややベタですが大塚明夫氏が個性と役柄の広さを両立していると評価しており、個人的には代名詞とも言える「メタルギアソリッド」の3で演じたネイキッド・スネークのセリフで、潜入現地で蛇とかサソリとかを食う度に「うまーい!」、「最高だぁ」、「まっずぅ」、「吐きそぅ」などと感想をいちいち述べるのが耳に残っています。
なおこのゲームでは食べる前にサポート役に連絡すると食べられるかどうか、毒があるかどうかを教えてくれるのですが、ある食べ物に限って「食える」と太鼓判を押されながらも食べたら毒で、その際に特殊セリフとして、「くそっ、パラメディックめ……」と、言うセリフが聞けて、初めて聞いた時はほんとに笑いました。
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2 件のコメント:
私は富山敬さんが大好きでしたが、印象に残ったのは、伊武雅刀さんのデスラー総統。(宇宙戦艦ヤマト映画版)
伊武さんの「感謝の極み」というセリフの声にノックアウトされて、デスラー総統のフイギアを持っていました!
デスラー総統とは、また渋いのを挙げてきますね(^_^;)
ただ、昔はシャアにしろテスラー総統にしろ主役を食うような敵役がたくさんいたのにここ最近は考えてみるとめっきり少なくなってきているようにも思います。そう考えると昔は敵役であっても個性を発揮する声優がたくさんいたってことかもしれません。
なお、前に「トリビアの泉」で、デスラー総統の肌は最初は青くなかったと知ってビックリしました。
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