ページ

2008年1月7日月曜日

睡眠は肉体の休息? 精神の休息?

 先に前提を話すと、私はもろにキリスト教思想の影響を食らっているので、基本的に肉体と精神は別々のものだと思っています。その上で、霊魂もUFOもインド人も信じています。
 そこで今回のお題ですが、睡眠は一般的に休息活動と捉えられていますが、それは肉体か精神か、どちらの休息なのでしょうか? 今回は読んでいる方にもぜひコメントを頂きたい内容です。

 先に私の考えを披露すると、よく薬の効果のほとんどはプラシーボ効果、つまり心理的に薬を飲んだからもう大丈夫という意識が病気を治させているといわれています。また逆に、精神的に落ち込んでいる時の方が病気にもかかりやすいとも言われています。私は先ほども言ったように、精神と肉体は別々だと考えており、精神が病んだ、つまり気分が落ち込んだりショックな体験をすると、精神の宿っている肉体に対してマイナスの影響が起こり、結果的に体調を崩すと考えています。また逆に、肉体の方も知らず知らず病原菌を入れたり、怪我などを負ってしまうと、その影響が精神にも及ぼし、気分が落ち込んだりうつ病に繋がったりするというようにも考えています。
 このように肉体と精神は相互作用が常に起こっており、片っ方のバランスが崩れるともう片方にも影響が起こると日ごろから思っています。

 そこで本題の睡眠ですが、これは現在でも具体的にどのようなものなのかまだはっきりわかっていないらしいです。もちろん睡眠を取らない人間などいないので、生存活動に必須の行動である事ははっきりしているのですが、それがどのように作用するのかまだまだ研究が必要な課題です。
 考えてみると不思議なものです。睡眠は毎日絶対必要といわれつつも、寝貯め、つまり寝すぎは良くないとも言われます。実際に睡眠薬の過剰摂取は死にも至りますし、一日12時間も寝るとまず体が痛くなります。
 さらに考えてみると、肉体を休ませるだけなら体を動かさないだけでも十分なようにも思います。となると睡眠は精神的な休息になるのでしょうか? それも少しおかしな気もします。睡眠をしなければ明らかに肉体の運動能力は低下していきます。
 ほかにも、夜寝ようと思ってもなかなか寝れないと、凄くイライラする経験は誰にでもあるでしょう。これなんかも精神的な要素ですが、さきほどの私の精神と肉体の相互作用の考え方を援用すると、それは単に体の疲れが取れない事からのイライラかもしれません。かといって寝ると精神的な問題はみんな解決するのかと言うと、恋の病とか仕事の悩みといった話題はちょっとやそっとの間にふて寝したくらいじゃ晴れませんし、そうなると肉体なのか……。

 とまぁ考えれば考えるほどド壺にはまる内容ですが、普通に考えるのならば、精神と肉体を繋ぐ、神経の休息と捉えるべきでしょう。まぁ医者じゃないので詳しくわかりませんが、睡眠はやはり神経の緊張をやわらげる活動で、肉体、精神の両方に作用するのではないでしょうか。これだったら丸く収まります。
 神経を張るということで、ねこなんかは起きている時に非常に周囲に警戒を行っているので、人間より眠る時間が長いという話を聞きますし、実際に何かに集中した後は私もよく眠くなります。

 と、場当たり的に特にまとめずぼんぼん書いていきましたが、私の結論を言うと神経の休息であるのは多分間違いないとして、肉体と精神とで比べると、その重要度は精神の方が重いのでないかと思います。というのも、先ほども書いたように、寝すぎると返って肉体には負荷がかかります。寝たきりの病人は途中で体勢を変えないといけませんし、先ほども言ったように寝過ぎは体に毒です。そして以前に眠れなくなったある男性の話を聞きましたが、その人は次第に意識が朦朧とし、末期に至っては会話や反応すらできなくなったという話です。確か、眠れなくなって一年後になくなられたと思います。

 もちろん逆説的に、寝すぎると頭がボーっとするといった精神への影響も挙げられます。もしかしたら個人差がある内容かもしれませんし、その辺はこれから個人的に勉強していくので、また何かあったら続きを書きます。

0 件のコメント: