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2008年1月10日木曜日

一神教と多神教の宗教観

 最近になって遅ればせながら「ソフィーの世界」を読み始めました。長いのでしんどいですがそれでも読んでます。
 まぁ詳しい内容はいちいちここで書くことなどないのですが、この本の中で少し面白い考え方があったので少し紹介します。その考え方というのも、今回の御代の一神教と多神教の宗教観です。

 すぐに結論から言うと、一神教というのは「聞く」宗教で、多神教というのは「見る」宗教とのことです。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教はどれも偶像崇拝は禁止され、その教義は経典にゆだねられて教えを忠実に実行することが叫ばれています。キリスト教は今でこそ偶像崇拝が行われていますが、知ってる人なんか知ってるように昔はバリバリに禁止されていました。それが縁でギリシャ正教もできたんだし。
 逆に多神教というのは「見る」宗教で、仏教や古代のギリシャ神話、ヒンドゥー教などは偶像崇拝が実際に盛んです。また神々の物語も非常に多く作られ、それを悲喜劇にして講談にするということも行われています。

 具体的にだからどうだというわけではないのですが、読んでいて面白いと思ったのでこうして記録しておきます。オチは特にありません。

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