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2020年5月13日水曜日

内部進学の弊害

さすがになし? いや…案外いいかも 8年目の奇跡!! 三菱ミラージュのマイナーチェンジはなぜ行われたのか(ベストカー)

 ちょっとだけ、「いいじゃん」とか思っちゃいました。っていうかマイチェンやってたこと自体初めて知りましたが。何気に同じ三菱製コンパクトの「コルト」のデザインは好きだったので、あの頃のコルトを彷彿とさせるデザインは素直にいいです。

 話は本題に入りますが数ヶ月前の受験シーズン中、「関学の凋落が著しい」、「関関同立の名折れよ」、「関近同立だこれからは」などという議論が交わされている掲示板を見ました。ほんまかいなと思って偏差値を調べましたが、一応比較したサイトでは「関関同立」の水準にあり、また同じような議論は見かけなかったので、あまり実態に則した議論ではなかったのかもしれません。
 ただそこで語られていた関学の凋落理由として、「系列高校から内部進学した内部生比率が高いため受験生に敬遠された」という指摘については、他の大学を含め十分ありうるのではと読んでて感じました。

 かくいう私も関西の私大に進学しており、そこも系列高校が複数あることから内部生の比率は非常に高かったです。ここだけの話をすると進学した学部の人数は約180人で、受験時の募集人数も確か180人だったと思います。しかし蓋を開けて入学すると内部生の割合は約50%、実際に90人弱が内部生でした。それと同時に、「実質90人の枠によく入ったな俺(;´・ω・)」と、あまり成績良くなかっただけにわが身の幸運にもびっくりでした。
 この辺は数字のマジックというか、実際どこの大学でもやっています。試験募集人数でこそ100人、200人としますが、その枠に内部生を突っ込むことで倍率を高め、偏差値を内部操作するかの如く無理やり引き上げています。逆を言えば国立の様に全学生を試験でしか入学させなかったら、恐らく大手大学ほど受験偏差値が急落することになるでしょう。

 話は戻しますが、昔このブログでも書いていたように外部生と内部生の実力差ははっきり言って松戸の闇ほど深く、外部生であった私も在学中はあまり内部生とは付き合わず、周囲の友人はみんな外部生でした。そもそもいろんなところから話を聞くと、慶応の系列高校を筆頭に付属校に通っていてもできる子供は内部進学したりせず、東大とか京大など国立大を受験して進学するそうです。そりゃ内部生の質が下がるわけだ。

 で、こういった内部生が原因による大学生の質の低下は結構笑えない水準に来ている気がします。というのも早慶など大手大学ほど系列高校を増やす一方、近年の国や都の指示もあって大学定員は縮小するという、いわば内部生の濃縮みたいなことをやっているのではないかという気がしてなりません。仮にそうだったら外部生の方がこれからはレアになりかねないのですが、私の時代ですら全学生の40%くらいは内部生だったので、過半数が内部生という大学ももうそんな珍しくないような気がします。

 最初の関学の話じゃないですが、真面目に私が今受験生でこうした状況にあっては、内部生が少ないというだけでその大学を評価して進学理由の一つにするかもしれません。そう考えると、「内部生が少ない」というのは今後大学や学部のアピールポイントになりうるでしょう。

 最後に余談ですが社会人になって自分と同じ大学出身の先輩に会うこともたまにありますが、今まで凄かったのは、年間平均1週間しか登校しなかったけどきちんと4年で卒業したという先輩でした。どんなマジック使ってたんだろう(´・ω・`)

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