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2008年7月9日水曜日

洞爺湖サミットについて

 今日はちょっと気合の入るネタを書こうとしていたところ、デスクトップのパソコンがネットにつながらなくなり、しょうがなくこのノートパソコンで書いている始末なので短いネタを扱います。それにしても、また怒鳴って声が枯れちゃったな。

 さて今日で洞爺湖サミットは終了しましたが、私の評価は全くの無価値です。環境についてあれこれ話すとか言ってた割には具体的な目標がアメリカの反対によって何も決まらず、挙句の果てに拉致問題も言及こそしたものの、あまり大きな議題にならず拉致家族の会同様に残念な結果に終わったと思います。

 それよりも、以前にも書いた「日本語にならないアンチ・グローバリゼーション」でも触れた、反グローバリズムの概念がまたも取り上げられませんでした。一部のメディアではそのような反グローバリゼーション団体によるサミット妨害の懸念が取り上げられましたが、その運動内容や精神については誰も何も解説してませんでした。さすがに、今回は日本でやるんだから多少は報道されるんだろうと思ってましたが、個人的に一番残念な点です。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

 グローバル化のデメリットをなくすためにアンチグロ-バリゼーションという考え方が生まれたのですか?グローバル化しないほうがいいという根拠ってなんですか?

花園祐 さんのコメント...

 なんか昨日といい先延ばしが続いていますが、この辺も明日にまた細かく書こうと思います。
 簡単にさわりだけ話すと、今の日本の不安定な若者の雇用状況の最大の原因は、人件費の安い中国の存在です。というのも、グローバル化によって人や物の移動が早くなり、国境を越えた経済活動が行えるため、労働者も通過格差のある発展途上国で雇うようになりました。結果、国内では仕事がなくなり、失業する若者が増えたというわけです。
 結局のところ、どれだけ日本国内で対策を採ったところで、人件費が安い中国が隣にある限り、この問題の根本的解決は起こらないとも言えます。