2008年7月1日火曜日

90年代後半の常識はずれのゲームについて

 先月は41本も記事を書いていて、月間最高記録を塗り替えました。我ながらよく書くもんだ。

 この前、友人に今までのブログの記事の中で気に入った記事はあるかと聞いたら、なんか五月に書いたゲーム会社の栄枯盛衰の記事が面白いと返ってきたので、今日はちょっとそれに加筆するような、当時の狂ったゲームについてあれこれ紹介しようと思います。

 その前回のゲームの記事でも書きましたが、90年代中盤までまだ割とゲーム業界は参入がしやすかった時期でした。というのも安価な開発費でゲームが出せたので、適当な会社が半ば冗談で作ったりしていており、あの吉本興業もファミコンソフトを確か一本出していました。また、元からゲームを作ってきた会社もこの時期はゲームハードの技術も向上していたのもあり、実験的な作品を多く作っています。今日はその中で、いくつか印象に残ったゲームを紹介します。

・メガチューブ2097(PS)
 内容はロボットの格闘ゲームなのですが、近未来の世界という設定で、なぜか発売年の100年後に設定したもんだから中途半端な2097年となってしまい、ゲーム自体の中途半端さとあいまって、妙に覚えてしまったゲームです。

・NOEL(PS)
 ええ買っちゃいましたとも。なんかこの頃、こういう妙なゲームにはまってたからなぁ。
 このNOELは分類上はギャルゲーに入りますが、やることといったら時間合わせと電話をかけることだけです。この頃は「ときめきメモリアル」に代表される、ゲームでキャラクターが音声を発声するシステムがノリに乗ってた頃で、このゲームはそれを前面に持ってきて、文字通り電話で女性キャラクターと会話するだけというすごいゲームでした。会話内容は話題をこっちが振って、相手にそれを返させるというものでしたが、とにもかくにも内容が膨大で、全音声を聞いた人はいないと思います。シリーズは3までありますが、私がやったのは2までです。

・LAIN(PS)
 なんかネットで見てたら、結構有名になっていたこの「LAIN」です。これなんて、発売日に新品で買っちゃいましたよ。
 もともと同名のアニメ作品が大好きで、ゲームが出たら即買おうと思っていたゲームなのですが、これも上記の「NOEL」と同じところが作っていて、やることといったらキャラ同士の会話を聞くだけです。冗談だとおもってるでしょ?
 今更ながら、よくこんなゲームが出ていたと思います。本当にキャラ同士の会話(主人公の記憶)を見るだけで、なんのひねりもない。よくキャラゲーには落とし穴があるといわれていますが、これもその例に漏れません。ただ、この「LAIN」において今もなおネットで語られる特別な部分は、当時に大流行だったサイコホラー的なシナリオです。アニメ版もそうですが、全体的に暗く、全容が掴み切れない内容で、そのゲーム内容と伴って不気味な作品として語り継がれる一因となっていると思います。

・ダブルキャスト(PS)
 これは最近買って、最近やりました。確か三月頃の記事でも書いているはずです。
 この「ダブルキャスト」を初めとして、「やるドラ」シリーズと呼ばれる四本のサウンドノベルがこの時期に連続して出されました。なんだ、内容はただのサウンドノベルかと思うとほらそこに落とし穴、この「やるドラ」シリーズは本来なら、「グロドラ」シリーズといって差し支えないほどに暴力描写が激しい作品群でした。とくにこの「ダブルキャスト」は先頭を切って発売されただけあり、ヒロインの描写の面ではエグいものがあり、ご多分に漏れずこの時期に大流行だったサイコホラー的な要素がふんだんに盛り込まれています。最近、「ヤンデレ」という言葉が一般化していますが、恐らくこのゲームのヒロインが、初代ヤンデレと言ってもいいキャラだと思います。

・デスクリムゾン(SS)
 これについては言わずもがなです。詳しい内容を知りたい方は検索して、調べてみてください。簡単に説明すると、ファミ通の編集者に、「ゲームを得点評価することに、限界を感じた一品」と言わしめた、伝説のクソゲーです。なお、現在私のパソコンでエラーメッセージが出る際に、このゲームの主人公の、「やりやがったな」という音声を鳴らすように設定しています、せっかくだから。

・リアルサウンド(SS)
 「NOEL」も凄かったが、これも凄かった。こっちは私は遊んでないのですが、ゲーム内容は聞くところによるとタイトルの通りに音声だけで、場面場面でちょこっと選択肢をいじくるだけ。余計な画像は一切なしという、CDドラマとどんな違いがあるのかよくわからない作品です。こういうものは、どちらかというとパソコンゲームの方が向いていると思う。

 こんな感じですかね。逆に、思い切ったゲームデザインをして成功して、「俺の屍を超えてゆけ」とか、伝説のマイナーゲーとなっている「街」など、良作も数多く出てきた頃でした。そういう意味で、華やかな時代だったと思います。そしてそんな時に少年時代を越せたというのは、私自身で幸福だった気もします。

2 件のコメント:

  1.  90年代のゲームは、いろんなゲームがあったんですね。ノエルゲームやサウンドゲームはやったことないけど、「熱血ベースボールくにおくん」と言うゲームはやったことあります。そのゲームは、野次をかけて相手選手のやる気をなくさせたり、へんなドリンク飲ませて体力減らさせたり、必殺打法みたいなのがあったりとむちゃくちゃだったけど、やってみると以外とおもしろくて、結構はまっていました。今のゲームも自由度が高いゲームがあるけど、正直FFの没落加減にはがっかりです。

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  2.  サカタさんもわかってますね、ってか、最近コメントなくて寂しがってました。

     「くにおくんシリーズ」は本当によくできてましたね。なんというか、今のゲームと昔のでは「自由度」という概念が、何か違っているような気がします。今は信長の野望もリアルタイムでの戦争が多くなり、昔みたいにターン制の穴を狙った、永遠に相手を挑発し続け動けなくし、鉄砲で狙い撃ちにするという戦法ができなくなって残念です。なんというべきでしょうか、「単純なシステムゆえの自由さ」が今のゲームにはないですね。

     FFは同感です。私は8でやめました。

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コメント、ありがとうございます。今後とも陽月秘話をよろしくお願いします。

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