これもニュースなどで取り上げられていますが、太田誠一現農水大臣において秘書宅を事務所として登記し、事務所費を計上していた問題が明らかになりました。すでにこれまでに松岡、赤城、遠藤と、歴代の農水大臣がほぼ同じ問題で責任が追及されて辞任に追い込まれているにもかかわらず、またも鬼門の農水大臣ポストで同じ問題が起こりました。
この問題について今朝のテレビ番組でコメンテーター(名前はまた失念してしまいました)が、恐らくこれまでのことがあったために福田首相は相当議員の身体検査をしてから組閣しているはずであるから、今回このような問題が起きたのは組閣ギリギリの段階で太田を選んだためであるだろうと述べていました。では何故ギリギリの段階で抜擢したのかというと、それは恐らく最後の最後までもめた麻生太郎の幹事長就任において、麻生が就任を飲む代わりに太田を農水大臣ポストを与えることを条件にしたのだろう、つまり、麻生が太田を農水大臣に入れたためにこの事件は起こったと分析していました。
状況から考えると、この説にうなずけるところが数多くあります。福田首相が行っていた身体検査は組閣以前から報道されていましたし、ましてこの農水大臣職、検査があったにも関わらずこんな事件が起きたのはこのコメンテーターの言う通りになにかのごり押しで決まったのでしょう。この大田という人は過去にも何度か失言やってますし、失言癖のある人とも仲がよかったのかもしれませんね。我ながら、すっごい皮肉だけど。
2 件のコメント:
もっとほかに農水大臣に適切な人はいなかったのでしょうか?また、なぜ農水大臣は鬼門となっているのですか?
農水大臣が鬼門と言ったのは、ここ連続で不正経理が発覚している大臣ポストなために、世間やマスコミの目が厳しくなっていることを表現しただけですので、別に昔からそういうわけではありませんよ。
農水大臣に適任な人ですが、この農業問題ってあまりテレビなどで討論が取り上げられず、また政治家単体でもこの問題で提言する人がほとんどいないので、具体的には名前は上がってきません。
それにここは今までは金をばら撒いて農家の人を黙らす人がなるという、いわゆる族議員の牙城ともいえるポストで、政策能力でみるなら、ほとんどいないのかもしれません。少なくとも現状でいえるのは、金回りにクリーンな人が一番適任だということです。
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