・保険師(ウィキペディア)
保健室のおばさんというと、昼ドラでは探偵だったりトレンディドラマではセクシーなお姉さんだったり、果てにはSFものでは魔法使いだったりと実に八面六臂の活躍をしてくれるキャラクターです。この保健室のおばさんの正式名称は上記のリンクに張ってあるように「保険師」といって、小中高校に限らず自治体などの診療所や保健所などでも活躍なされる職業です。
ただこの「保険師」という職業、元の名称が「保健婦」というだけあって昔から女性に多い職業で、最近では男性でも取れる資格となったようですがそれでも大半が女性で占められております。なんでこの職業に女性が多いのかこの前一人で考えたところ、やっぱり小中高校では女子生徒が多くいて非常にナイーブな年頃ゆえにその健康相談は同じ女性がやった方がいいというのが理由なんじゃないかと勝手に考えました。実際に生理などで体調不良となった女子生徒を男性がカバーするのは大変そうですし、女子生徒の側も抵抗感を覚えることが予想されます。
そんな風に考えてたら、不意にある発想が閃きました。
「そうだ、ならオカマの保険師だったら問題ないじゃん」
なんでこんな発想になったのかわかりませんが、きちんと専門知識を持っていればオカマの人なら保険師として女子生徒の対応もやってけて、これまでの「保健室のおばさん」に対して「保健室のおじさん」というキャラが立つんじゃないかと思って早速うちのお袋にも話をしてみたのですが、
「オカマの保険師だと、今度は男子生徒の方が危ないじゃない」
と言われて、確かにその通りだと納得させられました。
この過程をこの前友人に話したところ、その友人はおもむろに、「実際保険師はともかく、オカマの介護士はすごい活躍が期待できるんだけどなぁ」と返してきました。その友人が言うにはオカマの方なら男性並の筋力でなおかつ女性の細やかさを持っていることから介護の現場にまさにうってつけなんじゃないかと考えているそうです。
なんていうか、性のハイブリッドは実現するのか難しい問題です。
2 件のコメント:
いつもおもしろく読ませていただいております。
直接本文とは関係ありませんが日本では「師」と「士」の違いは明文化されていませんが、「士」は「サムライ」といわれることもあるように、まだまだ男をあらわす職業のようです。
匿名さん、コメントありがとうございます。こんなだだ長いブログをいつも見てくれてありがとうございます。
「士」という感じは確かに男性を表わしますね。この保険師という言葉ができるまでは看護婦と看護士と同じように保健婦と保険士で男女を分けていたそうですが、別にこういう呼び方が性差別を広げるわけじゃないと思うので、私なんかは区別がつきやすいから昔の方がいいと思っております。ちょっと大げさかもしれませんが、このまま行くと主婦と主夫も統一されて主師になったりするかもしれません。これだとなんか軍人っぽいですが。
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