2008年10月1日水曜日

ダイハツ「ストーリア」から思うこと

 唐突ですが、私が一番見ていて好きな車というのはダイハツがかつて出していた「ストーリア」、OEM供給でトヨタからでは「デュエット」という名前で出ていた車です。ダイハツらしくシンプルなデザインのコンパクトカーなのですが、何故この車が好きなのかというと以前私が住んでいた京都の住所の近くにあった町屋に、いつもこのストーリアが止まっていたからです。

 色はエンジ色で、傍目にも町屋の風景とも非常に合っていました。ちょうどよく通る道だったので、文字通り毎日見ているうちにだんだんと好きになったというのが実情です。
 ただ、この車を見ているうちに思ったことがあります。今ではいろんな会社からいろんな車種の車が出ており、その中には人気のあるものもあればデザインの意匠性がよいと言われている車もあり千差万別ですが、結局のところ運動性能とかを度外視するなら、自分や自分が住んでいる地域にあった車を選んで乗るのが最良なのだろうと思うようになりました。そういいつつ、街中で乗るには多分非常に危険なランエボⅩとかも好きなんだけど。

 先ほどのストーリアの場合、色とそのシンプルなデザインが京都という一番景観を選ぶ場所に適合していたと思います。さてこのストーリア、車種としてはコンパクトカーという部類に属しますが、私はこのコンパクトカーこそが最も日本に合った車だと思います。

 というのも、日本というのはもともと狭いところに密集して住んでいたために基本的に道路幅短いです。そんな小さい道路に大きい車ではやはり旋回や隘路を通行するときには不便で、小回りが効いて小柄な車の方が便利であります。
 そういった環境の中から、日本の自動車会社は世界的にも珍しい「軽自動車」という車種を作り、燃費もよいことから現在のような不況下でも割と売れております。また政府もこの軽自動車に対しては税制面で優遇しており、他の車種を買うより保持するのにかかるコストが絶大なほどに安く抑えられていることも人気の要因です。

 しかし、この軽自動車の税制について異議を呈す者がいます。何を隠そう、世界のトヨタ……と呼ぶのは癪だから、愛知のトヨタです。愛知のトヨタが言うには、燃費面ではコンパクトカーと軽自動車は全く変わらないのだから、軽自動車を環境保全の目的の元に税金を安くするならそれをコンパクトカーにも適用しろっというわけです。結論から言って、私もこのトヨタの意見に賛同します。

 一見すると車重が軽い軽自動車の方が燃費がよさそうに見えますが、軽自動車はエンジンの排気量が660cc以下、馬力にすると大体60馬力以下の車に適用されるのですが、これだとエンジンの力が少なすぎて高速度では必ずしも効率よく走らせることができません。それに対してコンパクトカーは大体1000ccから1500ccの、税区分では普通乗用車に適用される車のことを指しますが、これだとそこそこエンジンの力があるので、中~高速度では軽自動車より効率よく走らせることができます。
 実際に雑誌「ベストカー」の検証実験だと、高速道路を時速80キロで一定時間走った場合の燃費を計算した場合、コンパクトカーの方が軽自動車よりわずかに優れておりました。

 恐らく時速60キロ程度では軽自動車の方がわずかに勝ると思いますが、軽自動車では構造上内装の広さが限られてくるため、載せられる人数や運べる荷物の量などを考えると、コンパクトカーぐらいが一番日本の道路事情に適しているのだと思います。今のコンパクトカーだと、セダンなんかより明らかに内装が広いし。
 それでも、コンパクトカーは税区分では普通乗用車扱いです。これだと軽自動車と比べて払う税金額にものすごい差があります。燃費だけでもコンパクトカーは軽自動車と同等なので、この際税金額を軽自動車と一緒にするほうが全体的な効率にもよいとトヨタ同様私も思います。

 逆に、ワゴンやSUV、ミニバンといった大型車は燃費が悪いだけでなく日本の道路事情に明らかに合っていない車なので、もっと税金を上げてもいいとすら思います。ちなみに、うちの家ではホンダのフィットというコンパクトカーに乗っています。自動車会社でホンダはかなり嫌いな部類なんだけど、私はコンパクトカーに乗るならストーリアか三菱のコルトにしたいものです。

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