2011年6月16日木曜日

辛亥革命から百周年を向かえて

 本日配信された共同通信のニュースの中で、結構まずいワードが入っていたのが職場で話題になりました。それはどのようなワードかというと、「今年は中華民国(台湾)建国百周年」というワードなのですが、こういった書き方をすると中華人民共和国政府の人はかなり真剣に怒って、場合によってはメディア営業許可とかなんやらも剥奪されてしまいます。中国側の説明によると中国本土と台湾には政府は一つしかなく、馬英九総統(これは書いてもOK)は民主的に選ばれた台湾当局の責任者ということだそうで、台湾政府とかそれを匂わすようなことを書くとアウトになってしまいます。
 そういうわけで中国で活動する日本のメディア関係者は台湾記事については多かれ少なかれ面倒なことに神経を使わねばならず、上記の共同通信の内容もすぐに訂正入れるか削除していれば問題ないでしょうが、そのまんまだったら多分在中の責任者が呼び出し食らうことになる可能性が高いと思います。

 そういいながらこうやって堂々とネタにする私ですが、ちょうど今から百年前の1911年に中国では孫文らが出てくる辛亥革命が起こり、最終王朝こと清帝国が滅びました。この歴史は現代中国にも影響は大きく私もこの年だけはしっかりと暗記しているのですが、ただ重要だから覚えているというわけじゃなく、実は昔にこの年号を変なことに使ったことがあって妙に思い入れが深いというのが真相です。

 その変なことに使ったというのはちょうど今から十年前の2001年、当時私は高校生でしたが一番小説を書いていた頃でわざわざ自分で同人誌を作っては友人内で回し読みさせていました。同人誌と言っても書いているのは私一人で、表紙から小説、妙な企画まで全部一人で自己満足しながらやっていましたが、ある時に一般で出版されている雑誌みたいに「○○周年」って表紙に書いてみたくなりおもむろに歴史の資料集を開いて最後が01年の歴史事件を探したわけでした。最初の候補は「菅原道真、大宰府左遷から1100周年」でしたが、迂闊に書いて祟られたりしたらよくないと心変わりし、件の「辛亥革命90周年」というサブタイトルに落ち着いたわけです。
 ちなみにその時の同人誌の名前は「文化大革命」でした。別に狙ったわけじゃなかったけど、最初に名前を決める時に「○○革命」って名前にしようと思ったら自然と落ち着いたわけで……。

 ちょっと話が横道にそれますが、たまに音楽とか文芸など芸術方面に憧れや夢があったものの、一緒に目指すような友人がいなくて手をつける機会がなかったという人がいますが、私に言わせればそれはやはり甘えだと思います。もちろん切磋琢磨できる友人がいるに越したことはありませんが、最終的には友人の力ではなく自分自身の力でその夢を掴み取らなければならないことを考えるとたとえ一人でも何かしら行動できない限りはどっちにしたって結果は一緒になると私は考えます。そういいながら私もいばれるような活動はしていませんでしたが、中学生から文章を書くことを飽きなかったということだけは今に繋がっていると思います。

 それにしても「文化大革命」を作ってた十年前に、現在のような立場になるとは夢想だにしなかったと思います。当時から中国語に興味があったものの外国語を使って食っていくとは全く思いませんでした。あとどうでもいいですが、これが関係しているのかわかりませんがなんかちょうど今週にこのあたりの孫文とか毛沢東の時代を描く「建党偉業」という映画が公開されました。中国語が少し読める方なら下部の役名と俳優を見てもらいたいのですが、最近毛沢東役はなんだかほっそりした人がやることが増えてます。そのほかだと個人的には李大ショウ役の人が実際の顔によく似ていてツボにはまりました。

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