ちょっと今朝に怒鳴りすぎてへとへとなので、さらっと書きます。いやね、高速バスを予約しようと思ってJRのバス予約ページに行ったらログイン時に、「そのIDは有効期限が過ぎているのでまた登録しなおしてください」とか言われてムカッときて、しょうがないから同じIDで再登録しようとしたら「そのIDは既に使われています」とか抜かしやがって、だったら使わせろよってんで一時間くらい「アホ!」とか「ボケっ!」とか言って怒鳴り続けました、近所の皆さんごめんなさい。おまけにIDを一新して予約をしたら、支払い方法に何故か説明にあるコンビニ決済がない。電話で確認したら、「あ、そのバスはコンビニ決済が出来ないんですよ」とか言われて、クレーマーにならないように電話を切ってからまた一人で怒鳴り散らしてました。もう二度とJRバスは使わないぞ。
さて本題ですが、以前に「二変数で見る国家の主義、体制」の中で右翼と左翼の二項対立的な見方は非常に危険だと私は書きましたが、では主義的にはどんなものを持てばいいのか、右翼でも左翼でもないと言うのは一体なんなのという風なことをよく聞かれた上に、「じゃあ君は一体どんな立場なの?」とも聞かれるので、ここで私の立場を表明すると、敢えて言うなら変動型中道派です。
私だけかもしれませんが、あまり日本では中道派という言葉は政治的スタンスとしてそれほど使われていないような気がします。これはそのまんま右翼でも左翼でもないと言う立場ですが、まぁ日本でこれを主張している連中が非常に中途半端な奴ら(公明党、社民党)が多いからだというのもありますが、基本的な定義としては右翼、左翼のどっちにも与せずにバランスの取れた政策を標榜する集団と言う定義になります。しかしこんないいとこりしようったってうまくいくはずもなく、なんとなく日本でこれの標榜者は毎回政策がころころ変わるだけで、むしろ根っこのない政治集団ほど中道を主張していますね。
そういう私も一応はこの中道派に属することになるのですが、まぁ自分で言うのもなんですが非常に奇妙なポジションを主張しています。なお、普段の言動では学校の授業中に、「あなた、右翼でしょ」と言われるくらい過激です。
まず私はこれまでの歴史を振り返ってはっきりと言えることに、極右、極左が支配する社会が最も不幸だという概念を持っています。前者は戦前の日本とナチスドイツで、後者は過去の中国と今の北朝鮮、スターリン時代のソ連です。両方とも一つの思想に凝り固まって、正常な思考判断が社会全体で行えなくなる可能性が非常に高くなります。
私個人として、何があってもこのような左右どちらにも極端な社会思想が支配する状況だけは避けたいと考えています。ではどうすればいいかですが、単純に両者の真ん中である中道を叫び続ければいいかと言えば、私はこれには疑問を感じます。というのも、ちょうどシーソーを真ん中でキレイに釣り合わせるというのが難しいように、理想的な中立状態と言うのは現実に作ることは非常に難しいですし、また今の段階でどんな状態がその理想中立状態なのかもわかりませんし、往々にしてこうしたモデルは時代々々によって変化しやすいものです。
ならばとばかりに私が考えたのは、社会で右翼勢力が強くなってきたと感じたら左翼に属し、左翼が強くなってきたと感じたら今度は右翼に属すというように、常にマイノリティーの側に属してバランスを保たせるようとする方法です。先ほどのシーソーの例で言えば、ちょうど真ん中のあたりで左右にぐるぐる走り続けるのが私のポジションと言うことです。
私自身も未熟ではありますが、その未熟な思考の中でも社会風潮の動きを見てその都度ポジションを替えるようにしています。古くは中学生時代、当時に日本史における自虐史観が強かったことからかなり右翼的な発言ばかりをしていましたが、現在では労働組合を筆頭に左翼勢力がめっきり弱くなって労働問題が頻発していると見ており、左翼的な発言を意識的に多くしております。
見る人によっては「この蝙蝠野郎!」とか、「地に足がついていない」などと批判をされるかもしれませんが、私の最大優先事項は「社会を極端な思想に持ってこさせない」と言うことにあり、先ほどの批判も甘んじて受けるつもりです。
結論を言うと、「猶過如不及」こと、「過ぎたるはなお及ばざるが如し」で、右翼も左翼も究極的には思想的にどちらが優れているということはないと思います。如何に時代々々にあわせて、両者を使い分けるかが最も大事だと思います。
2 件のコメント:
僕もこのテーマはいつかかきたいなと思っていたところです。僕自身は右派に共感するものですが、ワーキングプアの問題を始めとして左派の主張にも一理あると考えています。このまま格差が広がれば社会に怨嗟が蓄積する社会全体の不安定要因になると思います。
反対に労働者の権利を高め、全ての労働者が5時で帰宅し、ストライキが頻発する社会になると日本の地盤沈下がさらにすすみ、日本人全体が不幸になってしまう問題もあります。極端に走るのは良くないというのは完全に同意します。
今回の記事の内容は自分でもドキドキで、恐らく賛同者より反対者の方が多いと思ってたのでほっとしてます。
日本というのはかつてのなぁなぁの国会体制から非常に左翼と右翼の違いがあいまいな国で、特に現代では左翼政党がわけのわからない主張をして余計におかしくなっている気がします。日本共産党も「確かな野党」を叫ぶ前に「確かな左翼」を訴えていかねばならないのに。
コメントを投稿