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2009年9月11日金曜日

今シーズン終盤の野球について

 前から計画していたものの、実現が延び延びになっていたスポーツ系カテゴリーを今日から導入します。設置が遅れた理由はいくつかあるのですがそれは置いといて、これまでこのブログは社会系の記事が非常に多かったのですが今後は多角化というか、もっといろんな話題についても幅広く書いていき、ブログから発展してネット新聞のようなホームページにしたいと以前から考えていました。もっとも、これまでもカバーしている範囲は十分広かったとは思いますが……。

 そんなスポーツカテゴリーの今日の一発目は、現在シーズンも真っ只中のプロ野球についてです。
 こういうのもなんですが、今シーズンはなかなかに面白い展開になっている気がします。当初でこそセパ両リーグで現在一位の巨人と日ハムがぶっちぎりの強さを誇っていたものの、セリーグで巨人が強いのはまだ変わりませんが、日ハムは夏以降から徐々に調子を落としていき、先月に一軍選手数名が新型インフルエンザに罹患して出場できなくなったのが響いて現在私が贔屓にしているソフトバンクにじわりじわりとゲーム差を詰め寄られています。

 またパリーグはこの一位争いも激しいのですが、それ以上に見ていて面白いのが楽天と西武による三位争いです。楽天が設立以来初のクライマックスシリーズ出場をかけて争っているだけでも盛り上がるのですが、それに対して西武も順位を追い抜かれた後はまるで歩調を合わすかのように、楽天と共にこのところ連勝を続けてきっかり3ゲーム差から離されません。
 それにしても楽天は岩隈選手、田中選手の二大エースもさることながら、未だ衰え知らずの山崎武選手に現在首位打者の鉄平選手など野手陣の活躍には毎日目を見張ります。

 そんなパリーグに対してセリーグの方はというと、巨人が圧倒的に強くてもうシーズン一位はほぼ確定してはいるのですが、その下の三位争いは現在熾烈を極めています。
 シーズン中盤までは上位チームと下位チームの成績の差があまりにもありすぎて、私なんか七月くらいには一位から三位までは巨人、中日、ヤクルトの三チームで決まりだろうと見ていたのですが、意外や意外にここに至ってヤクルトが大失速をして(現在も連敗中(´A`)……)、今日の結果時点で四位阪神とは0.5ゲーム差、五位広島とも1.5ゲーム差にまで詰め寄られております。

 このヤクルトの大失速の原因はというと、誰がどう見たって故障者の続出によるものでしょう。中盤まで今年のセーブ王かと私も期待した林昌勇選手も現在一軍に同行しておらず、そのほかの主力選手も大事な終盤に至って離脱するなど悪夢そのものでしょう。もっともこれは阪神にも言える事で、中途入団にもかかわらず打線の中軸を担ってきたブラゼル選手が故障者入りしており、このペースで三位を奪取できるかまだ未知数です。広島に至っては、ルイスのおかげとでも言うべきでしょうか。

 私は当初、現在のプレーオフ制度の導入については如何なものかと思っていたのですが、導入してみると今シーズンのように最後までどのチームにも注目することが出来、やっぱり導入して正解だったと考えを改めるに至りました。野球というのはサッカーと違い、点が入るときには一挙に入るもんだから最後まで結果が分かりにくいスポーツと言われますが、それこそが野球の魅力だと言う人もおります。そう考えると、シーズン最後まで結果がわからないこのプレーオフというのはある意味野球ファンには垂涎ものの制度だったかも知れません。

1 件のコメント:

SOFRAN さんのコメント...

最近、気ままに、youtubeの動画を閲覧していたら、ありし日の近鉄バファローズが2001年にリーグ優勝した際の動画を見てしまいました。この頃は、プロ野球に興味を無くしていたこともあって、全く記憶になかったんですが、近鉄が優勝を決めた試合がこれほどまで劇的だとは知りませんでした。ご存じない方は、youtubeをチェックしてみて下さい。近鉄 優勝ぐらいで検索すれば、表示されると思います。 この3年後、近鉄は消滅してしまう訳ですが、結局、このチームは何度かリーグ優勝を果たしたものの日本一にはなれず仕舞いでした。1979年、1980年には2年連続で広島カープと優勝を争いますが、どちらも3勝4敗で敗退。1979年の第7戦はあの有名な「江夏の21球」が展開された試合でした。1989年にも、9年ぶりのリーグ優勝を成し遂げますが、日本シリーズでは、巨人を相手に悪夢の3連勝、4連敗を喫してしまうのです。このシリーズでは、第3戦後の、加藤投手の「巨人はロッテより弱い」との発言が巨人選手に火をつけたを解説されますが、これは加藤投手の発言が曲解された面もあるようですね。 このように詰めの甘さも見られる近鉄ですが、時には信じられない逆転勝ちをおさめることもあり、球団は消滅してしまいましたが、大阪の人を中心にファンは根強く存在しているんでしょうね。 その遺伝子を受け継いでいるかは分かりませんが、(2001年優勝時に活躍した磯辺選手なども楽天にいますし)、楽天のCS進出、おおいに期待してます。