本日衆参両議会の氏名を受け、鳩山由紀夫民主党代表が見事総理大臣に就任しました。なにはともあれ、民主党の結党からこれまでいろいろ苦労を重ねた上にようやく総理大臣にまでたどり着いた鳩山首相に対し、この場ながら一日本人としてお祝いを申し上げることにします。またこの鳩山氏の総理大臣就任と共に、本日はかねてより議論されていた鳩山内閣の顔ぶれについてもはっきりしました。
まず民主党若手の中で最も期待され、かつ入閣が確実視されていた長妻昭氏はやはり「ミスター年金」の名に恥じることなく厚生大臣に就任しました。私としても長妻氏が厚生大臣にて年金行政を担当することには全く異存はないのですが、派遣業法の改正や新型インフルエンザ対策など、前職の枡添大臣でもそうでしたが現在の厚生大臣は非常に多忙を極める職となっております。出来ることなら仕事分野を別の担当大臣などを設けることで分けて、私は長妻氏には年金のみをこの際しっかりと取り組んでもらいたかったというのが本音です。
次に同じく若手の中で去就が注目されていた前原誠司氏ですが、一応は要職に当たる国土交通大臣に就任しました。まぁ防衛や外交といった、党本部とは真っ向から対立する意見を持つ前原氏がそういうところに就任しなかっただけでもマシと見るべきかもしれませんが、確か前原氏は前回の参議院選挙の民主党マニフェストについて、こんな大盤振る舞いは出来るわけがないから政権を取っても大きく方針を変えなければならないと主張していたことを考えると、高速道路無料化などで齟齬をきたさないかちょっと心配ではあります。
ついでに前原氏の私の評価を書いておくと、この人は悪い人には見えませんがいかんせん勢いばかりありすぎてやや慎重さが足りないような気がします。私もあまり人のことは言えませんが。
このほかの大臣については一括して私の意見を書きますが、まず第一印象としてはややベテラン議員が多すぎるように感じました。上記の長妻氏、前原氏を除き、六十歳未満の大臣となると後は原口一博総務大臣と小沢鋭仁環境大臣、福島瑞穂消費者少子化担当大臣しかいません。
確かにこれまで民主党は長らく野党としてやってきたのだから、ずっと党を支えてきたベテラン議員には論功行賞とばかりに今回はポストを与えたいという心情も分かるのですが、逆にそうやってついに政権を奪取したのだから今度はそうして得た政権を長く保たせるためにも若手を大胆に起用し、政治家を現場で育てる姿勢をもう少し見せて欲しかったです。
ただ民主党はこれまでの自民党政権ではほとんど機能していなかった副大臣を活用すると主張しているので、もしかしたらこの辺で若手を使うつもりなのかもしれません。だとしたらそこそこ期待できるのですが。
最後に、まぁあくまで根も葉もない噂ではありましたが、財務大臣に大学教授の榊原英資氏が就任することはやっぱりなかったようです。順当といえば順当ですが、民間人採用も一人くらいはあってもという気持ちもします┐(´ー`)┌
1 件のコメント:
花園 祐様
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