2010年3月26日金曜日

京都の道の特殊事情について

 先日リンクを結んでいるアングラ王子さんのブログにてコメントしたところ、下記のようなコメントをアングラ王子さんからいただきました。

「京都の人たちに道を尋ねると、ここから北へ~とか西へ○○、っていう感じで方角で言われることが多かったのですが、たまたまだったのでしょうか?」

 この返答を受け取った時に私は不覚ながら思わず笑ってしまいました。恐らく京都に住んだ経験のある方なら私と、同じような印象を覚えるかと思います。

 この京都人の道案内のやり方ですが、本人達は至って悪気はない……とも言い切れないのですが、昔から京都に住んでいる方にとってすればごく自然な教え方なのです。というのも京都市はきれいに東西南北に沿って道路が走っており、しかもすべての通りに一つ一つ名前がついているので道案内をする際には通り名と東西南北の方角を使って説明をします。そのためちょっとした道案内でも、

「ここは二条通りで、向こうに大きな通りがあってそこが今出川通りなんですけど、今出川通りに沿って東に行き続けると京阪の出町柳駅がありますよ」

 という感じで、京都の地理がないとわからんやないけと言いたくなるような説明をみんな平気で言ってしまうところがあります。向こうにとってすると、京都の地理もわからんくせに旅行にようお越しはったなぁ、みたいに思っているのかもしれませんが。

 しかしそんな京都人からすると逆に東京の地理は曲がりくねった道が多く、通りの名前もてんでんばらばら、こんな場所でどうやって暮らせばいいのかと言いたくなるような地理だそうです。実際に東京は徳川幕府が外的の侵入を防ぐという目的や日本の雑多性を好む宗教性が色濃く反映された都市で、世界的にもこれ程複雑な都市構造をした首都は少ないでしょう。そのため東京では必然的になにかしら目的地を辿って歩くという方法にならざるを得ず、

「向こうのパチンコ屋の前まで行ったら左に曲がって、そこから歩き続けるとスーパーがあるのでそこを右に曲がると駅がありますよ」

 みたいな説明の仕方になってきます。京都でも全くないというわけではないのですが。

 ただ関東関西の両方に住んだ事のある私の意見を言うと、やはり地図を見ながら練り歩くという意味では京都の方が圧倒的にわかりやすかったです。東京は地図を見ても現在地がなかなか掴み辛く、また歩いているうちに地図上のどの位置にいるのかがわからなくなって来たりして、いわゆる歩きなれた経験がなければおちおち散歩できないのが辛いです。

 ちなみに京都人は外からやってくる旅行者に対してどのように思っているのかというと、一番参考になるのはここのサイトの情報だと思います。割と京都人というのは物事をビジネスライクに切って分けて考える事の出来る人が多く、旅行者に対して表面上はお客様として対応しますが内心では金づるのように思いっきり見下す方も少なくありません。私としてはそれがはっきりと表に出ないのであればもてなされる旅行者も気分が悪くなる事もないんだし、そういう意味で最も世渡りに長けている人達だと考えています。

 最後に私が京都に住んでいた際、毎回そこを通るたびに気になっていたお店を紹介します。

中国料理 ほあんほあん

 このお店の何が気になっていたかというと、トップページにも入っていますが、「京の名物、皿うどん」という文字とともにパンダが皿に顔を突っ込んで何か食べている絵の看板です。
 皿うどんって京都名物だっけ? それよりもなんで中国料理で皿うどん?
 などと突っ込みどころが多すぎてどこから突っ込んでいいかわからないほどで、嵯峨嵐山店のある確か北大路通りを広沢池に行く途中で見るたびにあれこれ頭を悩ませていました。一回くらい、食べに行っとけばよかったなぁ(・ω・`)

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