2008年9月14日日曜日

三笠フーズの事件の再考

 なんか昨日今日とやけにだるいです。昨日友人と夜まであれこれ話していたからかなぁ。

 そんなこんだでまた三笠フーズの汚染米事件についてです。時間の経過とともにだんだんとこの事件の背景も明らかになってきましたが、まず三笠フーズ側ですが社長を除き従業員を解雇し、今後は事件の後始末だけをするために活動を続けるようです。偽装をしたきっかけはやはり利益確保のためだったようです。

 今回新たに明らかとなった事実の中で見逃せないのが、どうやら農水省側はかなり早い段階でこの偽装の事実を知っていたという事実で、私自身そうであってもおかしくはないと考えています。というのもかつての牛肉ミンチ偽装事件があったミートホープの例でも、内部通報者が農水省の監督部署に何度も連絡していたにもかかわらず、農水省側は全く調査に入らないどころかミーとホープの経営者側に内部通報があったという事実を逆に伝えていました。なので今回も発覚するかなり以前から農水省側が偽装の事実を知っていた可能性は高いでしょう。

 そう考えれば、今農水省が必死で汚染米を摂取した場合の危険性が少ないと喧伝しているということも理解できます。なぜなら、もし実際に危険性が高いとしたら農水省の責任が大きくなり、今後省内で処分者を出さざるを得なくなるからです。こうした前後関係を考えれば考えるほど、仮に発覚以前に偽装を知らなかったといっても、偽装をした会社はもとより農水省の事件への責任も非常に重いということがわかってきます。

 インターネットの掲示板でも指摘されていましたが、現農水大臣の太田誠一は今回の事件を以前に起きた中国餃子事件と比べ、あの餃子より残留していたメタミドホスの濃度は低いと発言しましたが、そんな農薬の量なんて比べる問題でもないし、また安全性がどうとかこうとかこの期に及んで弁明すべきではないでしょう。それだけ安全だと言いたいのなら、農水省の役人共々この汚染米を一年くらい食べ続けて自分の体で証明して見せたらいかがでしょうか。第一、福田首相辞任ですっかり追求報道がなくなってしまいましたが、この大田農水大臣は事務所の不正経理の疑いがもたれている中にありますし、この偽装事件はもとより、自分の事務所費でももっと国民が聞いて納得のできる回答を早くすべきでしょう。全く、パーなんだから。

 それにしてもこう何度も食料の偽装事件が連続しますが、思い起こすと農水省は昔からこういう無様な対応ばかり見せております。かつては私の憎悪してやまない小渕政権時にO-157の事件の際、大した確証もないのにもかかわらず感染源をカイワレ大根と疑い大きな風評被害を起こしていますし、その頃から対して組織は変わっていない、何の反省もしていないのではないかと呆れるばかりです。

 更に言うと、私の目からみてこうした明らかになった食品偽装はまだまだ氷山の一角だと思います。先日も自分の家で鹿児島産と銘打たれたうなぎを食べましたが、明らかに日本産とは味が違いました。何故こんなことを自信満々に言えるのかというと、私の場合は中国に一年行ってた位ですから汚染食品なんて何のそのとばかりに、うなぎはいつも決まって安い中国産しか食べないからです。たまたまうちのお袋が大そうな国産うなぎを買ってきたかと思ったら、どう噛んでも中国産の味しかしないし。しかもパックに入っていたもう一尾は全然違う味、こっちはちゃんとした国産の味をしてました。

 牛肉の偽装もまた然りです。素人目、といわれてもしょうがないのですが、国産牛と書かれている牛肉でも明らかにそうと思えない形質をした肉がパックにされてよくスーパーに並んでいるのを目にします。まぁその分確かに値段も安いんだから文句は言えないんだけどね。

 本当はこれに繊維業界の外国人研修生の問題と絡めてあれこれ書こうと思ってましたが、思ってた以上に長くなってきたのでそろそろ切ります。結論として私がこれらの問題に対して言いたいことは、処罰と監視をもっと厳格にすべきだということです。結局のところ真面目にやっているところはこのところのコスト高でどんどんと潰れていく一方で、こうした小賢しいインチキを行っているところは延々と儲け続けるなんて、そんな社会だったら潰してしまったほうがマシでしょう。

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